お見合いパーティーに参加しようTopへ

 >  結婚情報
 >  今宵も、ひたすら一生けんめい―お店開業50年満100歳の銀座ママ

今宵も、ひたすら一生けんめい―お店開業50年満100歳の銀座ママ

今宵も、ひたすら一生けんめい―お店開業50年満100歳の銀座ママ

有馬 秀子

今宵も、ひたすら一生けんめい―お店開業50年満100歳の銀座ママ

定価: ¥ 1,365

販売価格:

人気ランキング: 192943位

おすすめ度:

発売日: 2002-09

発売元: ソニーマガジンズ

発送可能時期:



有馬さんに、花束(あるいは、紫綬褒章〔!〕)を……。
人生いろいろ、銀座のママもいろいろ。(内容的なことはともかく)何冊も本を出し、一部でもてはやされている人もいれば(人、というか、姉妹なのだという。オレはよく知らないが)、こうして淡々と、しかし、しゃんとしたたたずまいで生きてきた百年、銀座ママとしての五十年(この場合なんとなく、漢数字で書きたい…)を、一冊の本として世に問う人もいる。もちろん、オレが話をきいてみたいと思うのは、断然、有馬さんの方である。
おそらく、聞き書きしたものをまとめる形式をとったものと思われるが、昨今どんな本にも少なからずある(特に目立つのは変換ミスがそのまま、というケース…)、人名/地名などの表記の目立った間違いも見受けられず(リサーチもしっかりされたのだろう)、全体にいい仕事をしているように思った。何より有馬さんご自身が、多くの物事をハッキリと記憶していたおかげだと思うが、ご自分の娘時代の話、著名な人々の逸話など、ときに歴史の一断面に光を当てるようなエピソードまでもが鮮やかに描き出されており、かなり魅力的な本になった。
ご本人にしてみれば、気がついたらここまで来ていた、といった感じなのかもしれないし、お店を始められた時の年齢自体が比較的若くなかったことも、ここまで続けてこられた所以なのかもしれないが、それにしても、頭が下がる。ご本人も文中で「欲しい」と語っておられるが(あるいは先に、聞き手の側から「欲しいですか?」との問いがあった上での答えだったのかも…)、もしも私にそれを決める権限があったならば、喜んで有馬さんに紫綬襃章を差し上げたいところではある。
装丁や、紙の選び方などのセンスも、全体に落ちついた上品な感じで、書棚にあっても決して恥ずかしくないものだといえる。
読んでいて心がほっこりする、おすすめの一冊。

気楽に読めます
銀座の現役100歳ママの本というので興味深々で読みました。今やどの本屋でも老人本のコーナーがある程の「老人or老後」ブームですが、私のような30代の男には関心がありませんでした。この本は「銀座のママ」というので読んでみました。文章は彼女の語り口調らしい品の良さで書かれており、とても読みやすかったです。内容も肩肘を張らない内容で、また彼女の出会ってきた著名人のことが、さりげなく書かれている点も庶民の私には興味の持てたところでした。ゴーストライターとのインタビューで書かれたのでしょうか、所々に同じ内容の繰り返しも垣間見えましたが、それも良しでした。
気楽に読めるほのぼの本です。

私よりも若い人たちが杖をついて歩いている・・
私の感想の標題は、この作品に出てくる著者の言葉の引用です。うっかりすると、著者が100歳であることを忘れて読み過ごしてしまい、しかし次の瞬間に、おっと待て、杖を付いて歩いているのは齢90あるいは80の人たちかもしれない、と気付く。
表紙を飾る写真に著者を拝見して、今宵もお店に立つ元気なお姿が眼に浮かぶようです。
山本雅子さん(89歳)著『お茶屋遊びを知っといやすか』(広済堂出版、2000年12月)と同様、爽やかな読後感を持ちました。

ブックマークに追加する

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/31945

お見合いパーティーに参加しようTop >  結婚情報 >  今宵も、ひたすら一生けんめい―お店開業50年満100歳の銀座ママ



Google


▼ カテゴリー

▼ 関連サイト

▼ RSS

人気ブログランキングへ

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

track feed

My Yahoo!に追加

Add to Google

  • seo
Supported by 楽天ウェブサービス